いよいよ大会やレースに参加してみましょう。
大会やレースにはどのようなものがあるのか、受付方法やルールなど参加するにあたって知っておくべきことをここでは説明します。
レースにはいろいろな規模のものがありますが、まずは小規模なレースに参加してみることをおすすめします。
もくじ
大会(レース)の種類
ミニ四駆の大会やレースにはどのようなものがあるの?
●タミヤ主催の公式大会
●ミニ四駆を取り扱っているお店で開催される店舗レース
●ミニ四駆チームや個人が主催している身内レース
●イベントやお祭りなどでのミニ四駆大会
公式大会
公式大会とは?
タミヤが主催しているミニ四駆公認競技会のこと。
公式大会には、どんな大会があるの?
●全日本選手権の「ジャパンカップ」
●季節ごとに行われている「ミニ四駆グランプリ」
●ジュニアクラス、ファミリークラスのみで行われる「ミニ四駆ジュニアカップ」
●ミニ四駆レーサーの頂点を決定する「ミニ四駆チャンピオンシップ」
公式大会の規則(レギュレーション)は、決まっているの?
「ミニ四駆公認競技会規則」という規則(レギュレーション)が決められています。
「ミニ四駆公認競技会規則」は、タミヤの公式サイトで見ることができます。
必ず確認してください。
「ミニ四駆グランプリ2018スプリング」までの大会では2018年特別ルールが適用されており特に注意が必要です、それ以降の大会での適用については未定です。
それぞれの大会で特殊な条件が設けられることがあるので参加募集要項もかならず確認してください。
⇒ タミヤ公式サイト『ミニ四駆公認競技会 参加ガイド』
⇒ ミニ四駆公認競技会規則 〔2018年特別ルール〕
店舗レース
店舗レースとは?
ミニ四駆ステーションやミニ四駆を販売している店主催で開催されるレースのこと。
参加人数:10人程度~100人以上と規模はさまざま
開催日時:毎月恒例で行われる月例レースもあれば、不定期で開催されることもある
週末が多いですが、大人が仕事帰りに参加できる「ナイトレース」と呼ばれる夜間レースもあります。
レースの方式:タイムアタック、ポイント制、トーナメント制などいろいろ
「ミニ四駆ステーションチャレンジ」とは?
全国のミニ四駆ステーションで開催されている「ミニ四駆ステーションチャレンジ」も店舗レースの一つです。
●オープンクラス(高校生以上)
●ジュニアクラス(小学4年~中学生)
上記の2クラスで実施されています。
公式の「ミニ四駆公認競技会規則」は全国で共通ですが、お店毎に独自のルールが設定されているのがステーションチャレンジの魅力です。
各クラスの勝者は「ミニ四駆ステーションチャレンジチャンピオン決定戦」への出場権を獲得できます。
身内レース
身内レースとは?
ミニ四駆好きな人たちが集まって作っているチームや個人で開催しているレースのこと。
場所を借り、コースを設置して行われることが多いです。設置や片づけは参加者の有志で行われます。
SNS(TwitterやFacebookなど)を通じてレースの告知をしていることもあるので、面識がなくても参加することができるものもあります。地元のミニ四駆仲間と知り合うことができるチャンスです。
事前に主催者に連絡をとり参加可能か確認してみましょう。
レギュレーション
レギュレーションとは?
レギュレーションとは、大会やレースに関する規則のことです。
公式大会のレギュレーションは?
「ミニ四駆公認競技会規則」というレギュレーションが決められています。
「ミニ四駆公認競技会規則」は、タミヤの公式サイトで見ることができます。必ず確認してください。
「ミニ四駆グランプリ2018スプリング」までの大会では2018年特別ルールが適用されており特に注意が必要です、それ以降の大会での適用については未定です。
それぞれの大会で特殊な条件が設けられることがあるので参加募集要項もかならず確認してください。
⇒ タミヤ公式サイト『ミニ四駆公認競技会 参加ガイド』
⇒ ミニ四駆公認競技会規則 〔2018年特別ルール〕
公式大会以外のレギュレーションは?
公式大会以外のレースでも、「レギュレーションは、ミニ四駆公認競技会規則に準じます」となっていることが多いです。この場合は、公式大会にと同じ規則でレースを行われるといことになります。
レギュレーションの内容は?
公式の規則を参考にレギュレーションとはどのようなものなのか見ていきましょう。
実際に大会に出るときには、公式のサイトから最新の「ミニ四駆公認競技会規則」を確認してください。
1. 競技車の種類
参加可能なミニ四駆のシリーズが決まっています。
シリーズとは、ミニ四駆REV、ミニ四駆PRO、レーサーミニ四駆等のことです。
大会によっては、車種やシリーズが限定されていることもあります。
2. 競技車の仕様
■四輪駆動で走ること。
前輪駆動や後輪駆動に改造していなければ問題ありません。
■ボディを外れないように取付け、ボディに必ずシールを貼るか塗装をすること。
自作ボディは認められません。
ボディの改造をしていなければ、シールを貼るのだけ忘れないようにすれば問題ありません。
■競技車は参加者本人が組み立てること。
子供のマシンを大人が組み立て、改造するのはNGです。
■必ず車検を受けること。
大会が始まる前にミニ四駆が規則違反をしていないかチェックを受けましょう。
3. 競技車の車体寸法
最大幅、全長、全高、最低地上高、全装備最低重量、タイヤ寸法車体寸法
が決まっているので確認しながら改造しましょう。
4. モーター
使用できるモーターの種類が決まっています。
モーターの改造は認められていません。モーターを分解した跡が見られた場合にも不正改造と見なされてしまいます。
初心者は使用するモーターの種類だけ気をつければ問題ありません。
5. 電池
タミヤ製の単3形電池2本を使用すること。
●アルカリ乾電池のパワーチャンプRS
●充電池のネオチャンプ
ミニ四駆で使えるタミヤ製の電池は、上記2種類です。
タミヤ以外の電池は使用できません。
ただし大会によっては、電池の指定がある場合やタミヤ以外の電池を使用できる場合もあります。電池は、事前に確認し準備しておきましょう。
6. 改造
改造する場合の規則が決まっています。
詳細については、公式サイトから確認してください。
追加部品は、タミヤ製のみ認められているので初心者も注意が必要です。
これ以外に、競技コースや競技についての規則、大会でのマナーについて等のレギュレーションもあります。大会に出る前に公式サイトで確認しておきましょう。
大会を探そう
大会はいつどこで行われているの?
「四駆Hack」のイベント一覧やタミヤの公式サイトから大会やレースを探すことができます。
まずは、規模の大きくないものに出場してレースに慣れることをおすすめします。
⇒ タミヤ公式サイト『イベント一覧』
⇒ 四駆Hack 『イベント一覧』
詳細については、店頭やSNSなどで告知されていることもあります。わからないときは、主催者に問い合わせてみましょう。
シャーシ限定やクラス限定などの大会もあるので大会要項で参加可能か確認が必要です。
当日受付で参加できるのか、事前申込制なのかもチェックしましょう。
いざ大会
大会やレース当日の流れの一例です。
当日の流れは大会によって異なるため運営している方に従ってください。
① 大会当日は、余裕をもって開催場所に向かいましょう。
↓
② 事前に申し込んでいる場合でも受付を時間内に済ませエントリーシートを
受け取ります、参加料が必要な場合は支払いましょう。
エントリーシートは車検やレースの際に使用します、無くさないように
最後まで大切に持っていましょう。
↓
③ 全員の受付が終了すると、大会についての説明、タイムスケジュール、
注意事項などが運営者からアナウンスされます。
↓
④ 大会のレギュレーションに沿って車検が実施されます。
エントリーシートとマシンを持って車検を受けに行きましょう。
車検の画像をのせたい
↓
⑤ 車検がOKであればエントリーシートにチェックしてもらえます。
車検がNGだった場合は違反箇所を修正して再度車検を受けましょう。
マシンのメンテナンスは、ピットスペースと呼ばれる作業場で行いましょう。
車検終了後は、レース終了まで一切の改造、セッティング変更は出来ません。
↓
⑥ 自分の参加レースが始まるまでは他の人のレースを観戦したり、周りの人と交流したりしながら待機しましょう。
↓
⑦ 自分の参加レースになったら、指示に従ってコースへ向かいましょう。
↓
⑧ スタートの合図に注意してフライングして迷惑をかけないようにしましょう。
↓
⑨ レースに負けてしまったら、帰っても構いませんが運営している人に確認してから
帰るようにしましょう。レースの方式によっては複数回走ることができる場合も
あるので気をつけてください。
これからの目標
大会やレースの結果はどうだったでしょうか。
いろいろな大会に出場しながら改造や調整をしていきましょう。
次の目標は、全国大会でもあるジャパンカップに出場、第一次予選通過を目指しましょう!